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=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=矢の如し
記憶力がいい人は、記憶をしない人である。

あなたは、記憶力がいい方ですか?
もの忘れが激しい方ですか?


この年になって気づいたのだが、「あ、この人は、仕事が出来る人だなぁ、何でもよく憶えているなぁ」と思って見ていると、たいてい、情報整理やメモがうまい。大事な場面では必ずメモをしている。
そして、そのメモをほったらかしにせず、丁寧にまとめている。
学校でいえば、「復習」にあたる。

時に、「何でそこまで憶えているの?」と思うほどの記憶力を見せ付けられることがある。数年も会っていない得意先に、「たしか~~が趣味でしたよね」などといわれると、うれしさも去ることながら、「どうして憶えているのか?」と脳味噌のしくみを疑ってしまう。

しかし、よく聞くと、(しぶしぶ教えてくれたが)彼は全ての顧客の特徴を記憶しているのではなく「記録」しているそうだ。
顧客の名刺をエクセルでまとめ、話をするたびに「これは」と思うネタを書き留める。行の横幅は伸びていくが、顧客とそう毎日飲んでいるわけでもないから、年に三度の相手なら10年つきあっても30列しかないというわけだ。そしてそれを再会前に5分でも10分でも見直して頭に叩き込む。「確か前回お会いしたのは、桜のころ、あの居酒屋でしたねぇ」と、すんなり会話に入れるというわけ。
これは学校では「予習」。

種明かしをされれば、長期記憶が不得意の私にもできそうだ。

また、こういう人達に色々聞いていると、仕事の全てを覚えているのではなく、うまく情報を取捨選択して、「これは記録しとけばいい」「これは忘れてもいい」「これは大事だから記憶しよう」と、「記憶」「記録」「破棄」と順序をつけているようだ。

私などは、メモもせず憶えたつもりになってうっかり忘れてたり、せっかくとってもメモをなくしたり、メモをとったことさえ忘れる、凡人である(笑)
天才的・芸術的・鬼のように仕事を成し遂げる猛者の方々には遠く及ばないが、「予習復習をやる」という簡単なことならできそうだ。

ここで再度。


あなたは、記憶力がいい方ですか?
もの忘れが激しい方ですか?


そんな事はあまり関係ないのかもしれない。
人間の脳などうせ忘れるように出来ている。忘れたくない事は、メモやパソコンというツールをうまく使えるか。予習復習という地道なことをやるかやらないか。それがいわゆる「記憶力」って言われるシロモノなのかも。
by superserver | 2009-05-26 18:01 | 仕事 | Comments(0)
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